安心して家財整理を行うために

相続で受け継いだ５ＬＤＫの田舎にある実家。相続人も自己所有している自宅がある為に、住む気はなく売却を検討しているが、立地の問題でなかなか売却へと進まなかった。

売却をするにしても遺された家財を処分しないといけない為に、産廃業者に見積りを取ったが、片付け費用はすべて処分で150万円と高額見積りであまりに高いと思い、家財整理専門業者へ相見積を取ると、丁寧な説明をしてくれて、作業費用は半額以下の70万円で対応可能との事。

作業内容としては貴重品の捜索・リサイクルリユースできる物の買取り、不要な物の撤去。

家財整理専門業者へ依頼すると、丁寧な仕分け・貴重品や現金も見つけ出してくれて、追加費用も一切なしで対応してくれた。

叔父様が一人暮らしをしていた家の遺品整理のご依頼。故人は生前に弁護士をされていたとの事で、専門書や資料が大量にあり仕分けに時間がかかる為、作業員４名で２日間の作業スケジュール。

２日目の作業終盤に、敷地外の場所に書類保管庫としてプレハブの物置があることが判明。ご依頼者も見積時には物置の存在を認知しておらず、作業中に物置の存在が発覚。追加作業となり、費用を頂いての作業となりましたが、ご依頼者が遠方から立会いに来ていたため、２日間で作業を全て終わらせる必要がありました。

急遽、車両１台と人員２名を追加しての対応をし、２日間で納品となりました。見積額37万円でしたが、追加作業が発生してしまったため49万円の請求となりました。

なお、こちらの現場では洗面台の下から茶封筒に入った現金200万円が出てきており、ご依頼者にお渡ししました。

解約を申し出たら高額なキャンセル料を請求された。

遠方で一人暮らしをしていた母が亡くなったため、母が居住していた地域の便利屋に遺品整理をしてもらうことにした。親族が当該地域の近くに住んでいたため、親族立会いのもと、母卓の家財等を見てもらい見積もりを出してもらった。

３日間の作業で費用は37万円であったが、その内容でりょうしょうし契約をした。後日20万円で作業してくれる事業者を見つけたため、契約した事業者にキャンセルを申し出たところ、キャンセル料として17万円を請求された。

キャンセル料について説明はされておらず、高額で納得できない。

（出所：独立行政法人国民生活センター「こんなはずじゃなかった！遺品整理サービスでの契約トラブル(2018)」より）